「ウケる男」になるため本を読んで勉強してみた

「ウケる男」になるため本を読んで勉強してみた

4月は出会いの季節である。入社や異動などにより、新たな環境でこれから人間関係を築いていく人も多いのではなかろうか。良い人間関係が築けると、仕事をスムーズに進めやすくなる。

礼儀正しく振る舞えば、嫌われることはないだろうが、強い印象を与えることはできない。もう一捻りした言動で相手の「ウケ」をとって、「面白い人だ」「この人とまた会ってみたい」と思わせるようにしたいものだ。言うなれば「めちゃめちゃウケたいッ!」ということである。

そこでこの本を読んで勉強してみた。

「初対面の社外の偉い人と話をする時」「冷たい態度をとる娘と話をする時」など様々なケースを想定し、ウケる技術の使い方が紹介されている。前もって仕込んどく「ネタ」が書いてある類の本ではなく、その場の状況に応じて当意即妙に対応するための技術を紹介している。実践的な本だ。

本書では様々な「ウケる技術」を紹介しているが、「空気・共感モノ」「キャラモノ」「前後モノ」「クリエイティブモノ」の4つに分類できるという。まずは自分の得意な分野の技術を身に付けるようにすると、早めに実戦でいくつかの技術を活用できるようになりそうだ。

この本は様々なウケる技術を紹介しているが、その技術に溺れて、人を笑わせることで自分の発想やセンスが人より優れていることを確認するスタンスをとるようになることに警鐘を鳴らしている。一方で、「コミュニケーションはサービスである」「コミュニケーションは愛である」と説く。単なる面白い人ではなく、愛をベースにした笑いを提供する「愛される人」を目指すべきとし、そういう人を「ウケる人」と定義している。

世の中には他人の失敗や至らない点をネタにして笑いをとり、悦に入る人がいる。しかしネタにされた本人が嫌な思いをしているのであれば、それは上質な笑いではない。本人を含めて皆が笑顔になるようなトークをしたりジョークを飛ばせるような人がイケてる仕事人と言える。

本書は、自分の言動で相手もハッピーな気持ちになるかという点を念頭に置いたうえで「ウケる技術」を使うことを推奨している。単なる技術論ではなく、バックボーンとなる思想もカバーしている点が印象に残った。

 

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