残業せずにサクッと仕事をこなす方法

残業せずにサクッと仕事をこなす方法

巷では働き方改革が話題になっている。
裁量労働制とか、仕事を終えて帰宅してから翌日出社するまでに一定時間のインターバルを設けるとか、その類いの話だ。

皆様方は残業はお好きだろうか?
なかには幸運にも天職に就き、寝食を忘れて働いている人もいるだろう。成功した起業家が講演すると、ドヤ顔で披露するエピソードですな。

仕事が苦にならない人は思う存分、仕事に時間を投入してほしい。そういう人がいないと世の中を変革するサービスが生まれない。

問題は、本当は早く帰りたいのに、残業をせざるを得ない状況に追い込まれている人が存在することだ。
時間内に仕事が終わらず、イヤイヤ残業をしている。
そういう人は日常が仕事に塗りつぶされてしまう。まったくもってよろしくない。

ということで、今回は時間内にサクッと仕事を終えるためのポイントについて、独断と偏見の下で論じてみることにする。

自分が心がけているポイントは三つ。
(1)「自分の黄金時間」を有効活用する
(2)ボスコントロール
(3)無茶ぶり仕事は断る
である。順番に見ていこう。

(1)「自分の黄金時間」を有効活用する

高い集中力を発揮できる時間を「黄金時間」を呼ぶ。
脳科学者の茂木健一郎サンによると、目覚めてから2時間くらいを「黄金時間」と呼ぶらしい。
なので、早起きをして早朝の時間に重要な仕事を片付けましょう――という話をよく聞く。

しかし個人的な意見を言わせていただくと、黄金時間には個人差があるような気がする。例えば自分の場合、起床してから覚醒するまで時間がかかる。
30分ぐらいで目が覚めるが、今度は腹の虫がなる。朝食をすると、血糖値が上がり、血糖値を下げるためにインシュリンが分泌される。血糖値が下がると怠くなり、仕事どころではなくなる。

私の場合、朝食を済ませてから1時間ほど経つと調子がでてくる。だいたい起床してから2~3時間後。朝7時に起床すると、9時過ぎくらいから高い集中力を発揮できる状態になる。

なので、この時間帯は負荷の高い仕事をこなすようにしている。昼過ぎ以降は、徐々にペースダウンして、比較的楽にできるルーティーンワーク(日常の決まりきった作業)をこなすようにしている。

自分にとっての黄金時間がどの時間帯にあるかを把握し、有効活用することをおススメする。

(2)ボスコントロール

会社員たるもの、自分の裁量には限界がある。時には上司の裁可を得ないと仕事を進められない状況に陥る。

部下とは公平に接することが求められているとはいえ、上司といえども人間だ。同じような企画を持っていっても、比較的OKが出やすい部下とそうでない部下が存在する。ボスと良い関係を築くことが、うまく仕事を回すうえで重要だ。

かといってゴマスリをしろってことじゃない。だいたい、ちゃんとして大人ならば相手が下心を持っているかどうかくらい、たやすく見破る。ゴマスリなんぞ無意味。

ビジネスパーソンとして基本的なことをしていれば、ボスとの関係はそれなりに良くなる。昔から言われていることを徹底的に行えばいい。つまり、ホウレンソウ(報告、連絡、相談)だ。

ビジネスの世界ではずっと言われていることだが、意外と徹底できている人間はいないんだな、これが。きちんとホウレンソウをする部下は上司にとってありがたい存在だ。悪い情報が自分のところに早く上がってくれば、炎上して大事故に発展する事態を回避しやすくなるからだ。

上司とのこまめなコミュニケーションは、部下と上司の関係を良くする。ホウレンソウの徹底、マジおススメ。

(3)無茶ぶり仕事は断る

ある意味、劇薬だが、これは時に必要なこと。一般論になるが、会社という組織には法律に抵触しない範囲で社員を使い倒そうとするところが少なくない。自分の身を守るために、度を超える長時間労働をもたらしそうな仕事は断るべきだ。

10年ほど前までは無茶ぶり仕事を断るのは難しかった。当時は多くの会社が三六協定の下で事実上時間外労働の時間を制限なしにして、会社に長時間労働を強いてきた。

しかしもうそんな時代ではない。今は働き方改革についての議論が盛り上がっている。こういう時節柄では、会社は世間体を気にして、長時間労働を強制する態度をとることはまずない。実際に自分の知る限り、まともな会社は残業時間の削減にどこもかしこも取り組んでいる。

もちろん、現在においても長時間労働を平気な顔で強制してくるブラック会社は存在する。そういう場合は労働法を盾にして徹底的に戦うべき。頻繁に残業を強制するようなことを言うブラック上司がいる時は、そいつと話す時、録音するようにしよう。無断録音が裁判で証拠として認められるケースは決して少なくないようだ。

仕事に費やす時間は少なくない。どうせ仕事をするなら、良いアウトプットを出したいものだ。しかし仕事だけの人生というのも切ないものである。

限られた時間内で最高の仕事をしたいものだ。同時に、プライベートの時間も最高にしたいものである。

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